ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンが9月28日、カルロ・アンチェロッティ監督の解任を発表した。後任が正式決定するまではウィリー・サニョルが暫定的に指揮を執る。
アンチェロッティ政権2年目の今季。チームは開幕からブンデスリーガで苦戦した。ファンやクラブが望む圧倒的な強さを見せられず、先日はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でパリ・サンジェルマンに0-3の完敗。クラブも決断せざるを得なかった。
バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは、「私とカルロの友人関係は続いていく。だが我々はプロとして決断しなければならなかった」と語る。
「チームのパフォーマンスはシーズン開始から期待していたものとは違っていた。そしてパリの試合で我々がアクションを起こす必要があることが浮き彫りになった。ハサン・サリハミジッチと私は今日カルロと共に率直且つ誠実な話し合いの場でそのことを説明し、我々の決断を彼に知らせた」
アンチェロッティ監督の後任候補には昨季までボルシア・ドルトムントを率いたトーマス・トゥヘル監督、下位に低迷していたホッフェンハイムを昨季ブンデスリーガ4位まで押し上げたユリアン・ナーゲルスマン監督などの名前が取り沙汰されている。
《岩藤健》
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