イングランドが夏の移籍期間を短縮、欧州各国へも広がるか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

イングランドが夏の移籍期間を短縮、欧州各国へも広がるか

スポーツ 短信
アレックス・オックスレイド=チェンバレン 参考画像(2017年8月29日)
  • アレックス・オックスレイド=チェンバレン 参考画像(2017年8月29日)
  • バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ 参考画像(2017年8月18日)
9月7日にイングランド・プレミアリーグが来季から夏の移籍期間を短縮すると発表した。欧州各国で同じような動きが見られ、UEFA(欧州サッカー連盟)のアレクサンデル・チェフェリン会長も好意的なコメントを発表している。

これまでプレミアリーグは移籍期間を8月31日までに設定していたが、リーグはそれよりも3週間近く始まってしまう。そのため開幕してから選手の入退団が慌ただしく行われることも珍しくなかった。

今季で言えば8月27日のリーグ第3節でリバプールと対戦したアーセナルのアレックス・オックスレイド=チェンバレンが、数日後にはリバプールの選手になっているということが実際に起きた。新制度ではシーズン開幕週の木曜が移籍期限に設定される。

今回の期間短縮はプレミアリーグ外へ出て行く移籍には適用されない。しかし、ドイツでもバイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督が、「シーズンが始まる前に移籍市場が閉じることを願う」とコメントするなど、イングランド国外でも歓迎する声が出ている。

「良いアイディアだと思うね。サッカー界全体がこの件を考えていると思う。移籍市場が長く開いていることで誰もハッピーになっていない。プレミアリーグが最初になるだろうが、ほかの連盟もこの流れに素速く乗ってくるだろう」
《岩藤健》

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