リードは高さ12m以上の壁を使い、命綱をつけて安全を確保しながら登った高さで順位を決める。
世界ユース選手権リード種目の様子《国際スポーツクライミング連盟のインスタグラムより》
優勝したのは森秋彩(あい、茨城県連盟)だ。4月の日本ユース選手権、6月のリードジャパンカップ、7月のアジアユース選手権とリードで勝利を重ねる13歳の実力は、世界でも輝きを見せた。
2位は女子ボルダリング(ユースB)でも2位表彰台を獲得している谷井菜月(奈良県連盟)、3位は女子ボルダリング(ユースB)優勝の伊藤ふたば(岩手県協会)。森はボルダリングでは7位(準決勝進出)。
森、谷井、伊藤は決勝でそれぞれ完登を果たしており、準決勝の獲得高度(森が51、谷井が46+、伊藤は39+)で順位が決まった。
男子リード(ユースB)では西田秀聖(奈良県連盟)が3位に入った。優勝は米国のColin Duffy。世界ユース選手権は10日まで。
左が女子ユースB日本代表の森秋彩《国際スポーツクライミング連盟のインスタグラムより》