UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)がパリ・サンジェルマンへの調査を開始した。同クラブは今夏の移籍市場でネイマール、キリアン・ムバッペを獲得らを高額の移籍金で獲得した。この行動がFFP(ファイナンシャルフェアプレー)に抵触するのではと見られている。
パリSGはバルセロナからネイマールを移籍金2億2200万ユーロ(約290億円)で獲得。さらにムバッペをモナコから期限付き移籍で獲得した。レンタルでの獲得はFFPを避けるための戦略で、来夏には1億8000万ユーロ(約236億円)の買い取りオプションが行使されることは決定的と報じられている。
スペインメディアはムバッペ獲得を目指していたバルセロナとレアル・マドリードが、UEFAにパリSGの調査を訴えかけたと伝えた。これに対してバルセロナのアルベルト・ソレルSD(スポーツディレクター)は、「バルセロナは関係ない」とコメントしている。
「バルセロナが考えたことではなく、UEFAが考えて発表したことだ。FFPの評価は通常シーズンの最後に行われるが、今回はこの段階で調査している」
パリSGは今夏の移籍市場で数名の選手を売却したが、それでも収支のバランスが取れてるとは言いがたいと懐疑的な目を向けられていた。
《岩藤健》
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