「ガツガツやっていく」浅野拓磨、「本大会までにレベルアップ」井手口陽介…若手の台頭が日本代表を強くする | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「ガツガツやっていく」浅野拓磨、「本大会までにレベルアップ」井手口陽介…若手の台頭が日本代表を強くする

スポーツ 選手
先制点を挙げた浅野拓磨(2017年8月31日)
  • 先制点を挙げた浅野拓磨(2017年8月31日)
  • 貴重な2点目を決めた井手口陽介(2017年8月31日)
  • 貴重な2点目を決めた井手口陽介(2017年8月31日)
8月31日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選。日本はオーストラリアを2-0で下し本大会出場を決めた。この試合ではこれまで代表を引っ張ってきた経験豊富な選手がベンチスタートになり、代わって入った若い選手が躍動した。

先発出場して先制ゴールを決めた浅野拓磨は、「僕たちの世代や下の世代がどんどん出てこないといけないと思う。いつまでも先輩方を頼っているようでは、日本のサッカーは強くならない」と下の世代から突き上げていく意識を語った。

「遠慮はせずに僕らの世代がガツガツやっていけるようなサッカーをしていかないといけない」

後半37分にダメ押しのミドルシュートを決めた井手口陽介は、これがA代表3試合目の21歳。代表初ゴールについては、「あまり『入れ!』と思ってシュートを打たなかったのが逆にゴールにつながったと思う」と冷静に振り返った。

今回の活躍で今後の代表定着も期待されるが本人は、「本大会はまだ1年後。日本はW杯出場が決まったが、いまのままで本大会のメンバーに選ばれるとは思っていない。この1年で自分自身がレベルアップして、選んでもらえるように頑張っていきたい」と落ち着いた様子で語る。

若手の活躍を「非常に頼もしく思う」と話すのは長谷部誠だ。

「これから彼らのようなリオ五輪世代や、その下の世代が日本代表の中心となってやっていってくれれば、日本代表はもっと強くなっていくと思う」
《岩藤健》

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