大一番でヴァイッド・ハリルホジッチ監督は乾貴士を最終予選で初先発させる。A代表3試合目の井手口陽介も先発させる一方で香川真司、本田圭佑をベンチに置いた。過去の経験や実績よりも現時点のコンディションを重視するメンバーで臨んだ。
細かいパスをつなぐオーストラリアに対して日本は全員で守備に走る。前線からプレスを掛けてオーストラリアに決定的なパスを通させなかった。両チーム無得点のまま時間は進んで前半41分、長友佑都のクロスから浅野拓磨にゴールが生まれて日本が先制した。
リードして迎えた後半37分には井手口が起用に応える。エリア外から豪快なミドルでゴールを撃ち抜き2-0とした。追加点を奪った日本は最後まで集中して守り、オーストラリアの反撃を無失点に封じてロシア行きを決めた。
Qualified!
— #WCQ (@FIFAWorldCup) 2017年8月31日
Japan join Iran, Brazil & hosts Russia at the 2018 #WorldCup pic.twitter.com/kN8Tw7kjrR
この試合にファンからは、「スタメン見て本田も香川もいないから不安だったけど、ハリル采配がズバリ的中したね」「この試合はハリルホジッチの作戦がハマってた」「対オーストラリア用の布陣だろうから、これで世代交代にはならないだろうけどオプションが増えたのはいいこと」「調子を見極めて若手を起用した勇気ある采配」などの声が寄せられている。