49戦無敗のパーフェクトレコードを残して2年前に引退したメイウェザー。その相手に「自分なら勝てる」と挑発を続け、この異色マッチを実現させたのがマクレガーだった。
試合は序盤の3ラウンドまで体格とパワーで勝るマクレガーが優位に進める。しかし、4ラウンドにメイウェザーのボディブローが決まったあたりから、徐々に試合の展開が変わりはじめた。
「立ち上がりですべての攻撃を出させるプランだった」という言葉通り、マクレガーの攻撃パターンを読み切り、上下のコンビネーションを的確に当てていく。最後はロープに詰めてパンチをまとめたところでレフェリーが割って入った。
"No one's taking these types of risks. I'll take it on the chin." #ConorMcGregor
— UFC (@ufc) 2017年8月27日
Outstanding job, champ. #MayweatherMcGregor pic.twitter.com/mNWELUDikm
この試合にファンからは、「総合で5分5ラウンドやってるといっても、ボクシングのスタミナとは別物だったな」「マクレガーが序盤を優位に進められたのは、ダーティボクシングがあったから」「やっぱボクシングルールでメイウェザーが負けるはずなかった」「結局ボクシングで戦う以上マクレガーに勝ち目はなかったな」「いつものメイウェザーだった」などの声が寄せられている。
マクレガーに勝って戦績を50戦50勝としたメイウェザー。試合後には「今回で最後」と言い切ったが、これまでも引退宣言と復帰を繰り返してきただけに今後の展開に注目が集まる。