イングランド・プレミアリーグ第2節が8月20日に行われた。昨季王者のチェルシーは敵地でトッテナム・ホットスパーと対戦。苦しみながらも2-1の勝利を収め開幕連敗は阻止した。
昨季優勝チームと2位チームの対戦という序盤の山場を早くも迎えた。開幕戦で勝ち点3を獲得したトッテナムに対し、まさかの黒星スタートを喫したチェルシー。連覇を目指すためには絶対に負けられない重要な一戦で前半24分、マルコス・アロンソがFKを直接決めチェルシーが先制した。
チェルシーは後半37分にオウンゴールで追いつかれるが、同43分にボール奪取からアロンソがこの試合2ゴール目。これが決勝点になりチェルシーが開幕早々の天王山を制した。
DFのアロンソが2ゴールを挙げて勝った試合だが、アントニオ・コンテ監督は「驚いてない」と話す。
「昨季の彼は5、6得点は決めていたはずだ。アロンソは得点数を伸ばすチャンスをたくさん逃していたね。だが、そのことを私は良く理解しているし、私にとってウィングバックとはリアルウィンガーだ。時にはFWにならなければいけない」
《岩藤健》
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