ドルトムント対バイエルンがスーパーカップで対決、今季のブンデスを占う一戦 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ドルトムント対バイエルンがスーパーカップで対決、今季のブンデスを占う一戦

スポーツ 短信
香川真司
  • 香川真司
  • マリオ・ゲッツェ 参考画像(2017年1月29日)
昨季ドイツ杯(DFBポカール)王者のボルシア・ドルトムントと、ドイツ・ブンデスリーガ王者のバイエルン・ミュンヘンが8月5日にドイツ・スーパーカップで対戦する。

今季のブンデスリーガを占う上でも重要な一戦を前に、かつて両クラブを率いたオットマー・ヒッツフェルト氏がライバル対決を語った。

「ドルトムントはバイエルンの最大の競争相手になると確信している。スーパーカップは大一番になるだろう。ドルトムントの周辺は大きな野心を抱いている」

ピエール=エメリク・オーバメヤンの引き留めに成功したドルトムント。加えて代謝異常から復帰したマリオ・ゲッツェの存在が大きいと話す。

「メンバーも去年のまま残っていて、ゲッツェもより強くなって戻ってくる。彼には良い状態を維持してほしい。チームにとっては大きな強化になる。彼は技術面ではドイツ最高の選手のひとりだ」

1991年から1997年までドルトムントを指揮したヒッツフェルト氏。就任期間中にブンデスリーガ優勝1回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝1回を達成した。1998年からはバイエルンを率いて4度のブンデスリーガ優勝を果たしたほか、2001年にはCLとトヨタカップも制している。

指揮官としても敵将としても足を踏み入れたドルトムントの本拠地、ジグナル・イドゥナ・パルクの熱狂を思い返しながら、ドルトムントは再びドイツ王者を目指しているはずだと語った。

「ドルトムントは野心のあるクラブだ。そういうクラブだと私は知っている。ドルトムントにおけるサッカーは単なるスポーツではなく宗教に近い。公言はしなくとも再びドイツ王者に返り咲きたいという野心がある」
《岩藤健》

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