6月19日の会長選で再選が決まり、2021年までレアル・マドリードの会長職に留まることになったフロレンティーノ・ペレス会長。当選後のインタビューでは今夏の移籍市場を賑わせている、クリスティアーノ・ロナウドの去就についても語った。
マドリー検察から脱税疑惑で起訴されたことが退団を決意した理由のひとつと伝えられているが、そのことはニュースを見ただけなので自分には分からないと答えた。
「誰も私に何も話していない。あなたがたが読んだものを私も読んだだけだ。そこからは結論を引き出しにくいものだった」
ロナウドのことを長く見てきたペレス会長はその人柄を、「ナイスガイでありプロフェッショナルだ。ボールを持っているときだけではなく、人間としてもプロ意識が高い」と高く評価する。それゆえに脱税疑惑や退団報道には驚きを見せる。
「私には分からないんだよ。すべてがとても奇妙なんだ。今後数日でこの問題に目を向けていく。彼と話をするし、彼が我々に何か話してくれることだろう」
《岩藤健》