エイベックス・グループ・ホールディングスは、所属選手の上地結衣が「全仏オープン車いすテニスの部」女子シングルスとダブルスで優勝したことを発表した。
車いすテニス女子世界ランキング2位の上地は、6月8日（木）から10日（土）までフランス・パリにて開催された全仏オープン車いすテニスの部に出場。シングルス決勝戦では、ドイツのサビーネ・エラーブロックと対戦し、7-5、6-4で勝利した。上地は、2014年以来3年ぶりに全仏オープン車いすテニスの部 女子シングルスで優勝した。
また、オランダのマリヨレン・バウスとペアを組み、同日に開催されたダブルスに出場。昨年大会より2大会連続で優勝し、単複2冠達成した。上地は、全豪オープンから続く4大大会で2連勝したことになる。
上地は、「全ての試合が納得のいくものではありませんでしたが、自分のイメージした通りの展開や練習を重ねてきたバックのトップスピンでポイントを重ねていくことも増えてきて一つずつ、ステップアップできている感覚もあるのでまた次に向けて頑張りたいと思います」と述べている。
《美坂柚木》
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