映画『SR サイタマノラッパー』などで知られる入江監督はワンカットの長回し撮影を好んでおり、石橋は「首を絞められるシーンは凄く長いワンカットで撮った場面で、体力的にも限界まで行った。出し切った場面です」と体当たり演技を告白。
入江監督は「石橋さんが一番大変だったかも。犯人がやって来て首を絞められて…という一連の流れをやっていますからね」とドSシーンの労をねぎらった。
夏帆は「22年前の被害者遺族の怒りの感情を言葉に出す、被害者遺族の代弁者のような役どころ」と自身の演じたキャラクターを紹介し、「そういった自分の気持ちを伊藤英明さんにぶつけるシーンは注目してほしい」とアピールした。
そんな伊藤は、晴れの初日に別件仕事で不在。ビデオメッセージを寄せるも、劇中では主役の一人という重要なポジションを務めている事から、野村からは「中身もなく、前日寝てねーんじゃねえか?という勢いのビデオメッセージ」と断罪され、仲村からも「映画のプロモーションをさぼった罪は一番大きい」とバッサリだった。

■ストーリー:かつて5人の命を奪い世の中を震撼させた連続殺人事件は、未解決のまま時効を迎えた。22 年後、その犯人が突然自ら名乗りをあげ、自身の告白本を手に記者会見を行う。不敵な笑みを浮かべる曾根崎雅人という男は自ら顔をさらし、肉声で殺人を告白する。本はベストセラーになり、さらにマスコミを連れて被害者遺族への謝罪、刑事への挑発、サイン会までも開催する。しかし日本中を巻き込むこの現象は、新たな事件の始まりに過ぎなかった。