レアル・マドリードに勝ち点3ポイント差で敗れ、リーガ・エスパニョーラ3連覇を逃したバルセロナ。僅差でのタイトル獲得失敗にルイス・エンリケ監督は、「リーグでの一貫性が十分ではなかった」と嘆いた。
今シーズンのバルセロナは開幕節こそ6-2の大勝を収めたが、第3節ではアラベスに1-2で敗れるなど序盤にホームで勝ち点を落とした。そうしたことが最後になって響いてきたとエンリケ監督は語る。
「我々が後悔するのはリーガでの一貫性が十分ではなかったことだ。これは一貫性が最も重要だと位置づけられる大会であり、我々にはそれが欠けていた。特にシーズン序盤のホームゲームがそうだった。その代償を支払うことになったんだ」
リーガ3連覇を逃したバルセロナだがスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)では決勝に進出している。アラベスとの決勝戦についてエンリケ監督は、「彼らはエイバルと並んで今シーズンのサプライズチーム」と対戦相手を評価し、「このクラブのために別なトロフィーを獲得せねばならない」と優勝への決意を語った。
《岩藤健》
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