スカパー! は、セントラル、パシフィック両リーグが制定する3・4月度「スカパー! サヨナラ賞」を東京ヤクルトスワローズの鵜久森淳志と、東北楽天ゴールデンイーグルスの聖澤諒が受賞したと発表した。
「スカパー! サヨナラ賞」は、両リーグから、月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打を放った選手を1名ずつ選出する賞だ。3・4月度の受賞選手に選出された鵜久森と聖澤には、5月10日（水）に行われた表彰式で、スカパー! よりトロフィーと賞金30万円が贈られた。
鵜久森の受賞プレーは、4月2日（日）に明治神宮野球場で行われた横浜DeNAベイスターズ戦、4対4で迎えた延長10回裏に一死満塁の場面で代打として打席に立ち、左翼席へサヨナラ満塁本塁打を放ったプレー。鵜久森にとってこの一打は、プロ入り初のサヨナラ打となった。代打満塁サヨナラ本塁打はセ・リーグ史上10人目、プロ野球史上16人目。
初受賞した鵜久森は、「代打での出場だったので初球から思い切って振っていこうという気持ちが、結果的にホームランという形になって、チームが勝利を掴めてよかったです。これからもレギュラーに定着できるように頑張ります」とコメントした。
聖澤の受賞プレーは、4月16日（日）にKoboパーク宮城で行われた北海道日本ハムファイターズ戦、3対3で迎えた10回裏、一死走者一、二塁の場面で右中間へサヨナラ二塁打を放ったプレー。この勝利でチームは今季3度目の3連勝、球団史上初のリーグ10勝一番乗りを達成した。
初受賞した聖澤は、「野球選手としてサヨナラヒットというのは一番嬉しい瞬間です。このサヨナラヒットのために日々努力しています。自分が出た試合ではしっかりと結果を残せるように頑張っていきたいです」とコメントした。
スカパー! は2017年シーズン、ファームで鍛練を積む選手を表彰する「ファーム月間MVP」にも協賛。毎月、選出されたイースタンリーグ、ウェスタンリーグの最優秀選手に賞金5万円を進呈する。
《美坂柚木》
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