紫外線100%カット、透明レンズ採用サングラスのトレンド | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

紫外線100%カット、透明レンズ採用サングラスのトレンド

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松山英樹 参考画像(2017年4月29日)
  • 松山英樹 参考画像(2017年4月29日)
イチローや松山英樹といったトップアスリートたちがサングラスを愛用するなか、Zoff は4月28日、紫外線100%カットの透明レンズ採用「Zoff UV CLEAR SUNGLASSES」に新たなラインナップを追加。同シリーズ発売1か月後のユーザー動向などを発表した。

「1年のうちで春から初秋にかけて強い。一般的に、1年間に受ける紫外線のうち、4~9月がその70~80%を占める。紫外線が増加すると、紫外線角膜炎(雪目)や免疫機能低下、シワ、シミ、皮膚がんなどの影響をおよぼす可能性がある」(環境省調べ)という紫外線(UV)。

3月17日から発売された、透明レンズ採用 Zoff UV CLEAR SUNGLASSES は、紫外線を吸収する特殊な素材を練り込んだレンズ「Zoff UV CLEAR LENS」を組み、目に届くUVを100%吸収しブロック。

サングラスという名がつくが、レンズは透明。同ブランドを展開するインターメスティックは、紫外線量が増加する4月28日にラインナップを拡充し、「ダテメガネ感覚でUVカットできるアイテム」を愛用するユーザー像についてこう語った。

「メインユーザーは、20~40代女性が中心。同シリーズのすべてのフレームに組み合わせられる度付きレンズ版が好評。目の紫外線対策に関する意識・認知度の高まりを感じる。カラーとクリアの比率は、カラーが55%、クリアが45%という割合。度付きのクリアサングラスが好評な理由は、紫外線対策への意識の高まり、UVカット度付きレンズの認知度が向上したことなどがあげられる。3500円からの商品ラインナップに、3000円の追加料金で度付きレンズを組み合わせられる」

Zoff UV CLEAR LENS のレンズ供給元は、セイコーオプティカルプロダクツ。同社と大阪市立大学 井上正康名誉教授などによると、「サングラスをかけた状態では、裸眼の状態に比べ、メラニンの増加をおおむね半分以下におさえることが可能」という。

また同社は、「ちなみにドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系列)の石原さとみさんが着用したメガネは、CLEAR SUNGLASSES」とも伝えていた。

「季節やファッションを問わず、目の紫外線対策を日常に取り入れてほしいという想いでZoff UV CLEAR SUNGLASSES を開発した」という同社。自転車レースや野球、ゴルフ、トライアスロン、登山、スキー、スノーボードといったスポーツ分野で、サングラスが愛用されているが、今後は透明レンズつきサングラスが普及し始めるかもしれない。

《大野雅人》

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