ソフトバンクの先発は完全復活を目指す松坂大輔。かつては150キロ超のストレートで力勝負を挑んでいた平成の怪物も、度重なるケガと加齢により球速は大きく減退。西武時代のような投球は見せられないが、それでも長いキャリアで培った経験を生かし技巧派への転身を図っている。
打者の外角や低目に変化球を丁寧にコントロールして打ち取る松坂。そんな中で往時を思い起こさせたのは二回、ブラッド・エルドレッドとの対戦だった。初球にスライダーを使った以外は全球ストレート。最後も142キロの高め真っ直ぐを振らせて三振に仕留めた。
六回には會澤翼から始まる広島打線を三者連続三振で抑えている。左打者に対してストライクゾーンを広く使い、外からベースの一角をかすめてくるカットボールの制球は新たな可能性を感じさせた。
勝ったばーい!
— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) 2017年3月25日
勝ったばーい!
勝ったばーい!
松坂大輔投手(7回)、五十嵐亮太投手(1回)、サファテ投手(1回)のノーヒットノーラン継投で完封勝ち! #sbhawks
この試合にファンからも松坂の復活に期待する、「全盛期の松坂とは違うスタイルだけど楽しませてもらった」「今年こそ期待したい。批判も多いけどみんな復活を待っているはず」「松坂が復活してくれたら素直に嬉しい」「オープン戦とは言えノーヒットリレーはすごい」などの声が寄せられている。