この試合で14安打11得点と打線が爆発した侍ジャパン。中でも存在感を発揮したのは8番・三塁で先発出場した松田宣浩内野手(ソフトバンク)。第一打席でセンター前に安打を放つと二盗を決めるなどチャンスメイク。第二打席でもセンター前に運び、指名打者・山田哲人の適時二塁打で本塁に生還した。
圧巻だったのは5回裏。坂本勇人内野手(巨人)の適時二塁打で3-1とリードを広げた後、続く好機に松田が3点本塁打をレフトスタンド中段にたたきこみ、一気に試合の流れを引き寄せた。松田はキューバに流れが傾きかけた終盤にも、再び流れを引き寄せる適時打を放つなど打線を牽引した。
大会前の強化試合では打撃不振が続き、最後の強化試合では三塁が本職ではない田中広輔内野手(広島)に三塁のポジションを譲るなど心配されていたが、開幕戦に起用した首脳陣の期待に見事に応えた。
Japan offense has a field day, posting an 11-6 win over Cuba to begin their #WBC2017! pic.twitter.com/whA7f4RoAR
— WBC Baseball (@WBCBaseball) 2017年3月7日