「全仏オープン・ジュニア ワイルドカード選手権大会」日本予選、白石光と永田杏里がフランスへ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「全仏オープン・ジュニア ワイルドカード選手権大会」日本予選、白石光と永田杏里がフランスへ

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「全仏オープン・ジュニア ワイルドカード選手権大会」日本予選、白石光と永田杏里がフランスへ
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「全仏オープン・ジュニア2017 ワイルドカード選手権大会in partnership with LONGINES 日本予選」が、2月28日(火)~3月3日(金)に横浜カントリー&アスレティッククラブにて開催された。

フランス・パリで開催される「全仏オープン・ジュニア2017 ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES」への出場権をかけた日本予選には、日本テニス協会が選考した男女各8名、合計16選手が出場。試合ではクレーコートの醍醐味である長いラリー戦が続き、1回戦から白熱した戦いが繰り広げられた。

男子はITF ジュニアランキング上位で第1シードの羽澤慎治が1回戦から順当に勝ち上がる一方、昨年準決勝まで勝ち上がった第2シードのトゥロター・ジェームズが敗退。決勝戦では、出場選手内ランキング7位の白石光と、第1シードの羽澤を破った阿多竜也が対戦した。

悪天候の中で行われた決勝戦、白石は第1セットで左右だけではなく、ドロップショットで前後にも相手を揺さ振り、ペースをつかむとそのまま第2セットも流れに乗り、優勝を決めた。

白石は試合を振り返り、「今日の自分はすごく集中できていたと思います。クレーでの戦いは約1年半ぶりで不安もあったのですが、自分のプレーが出せました。パリではレッドクレーの醍醐味である長いラリーを楽しみたいです」と意気込みを語った。

女子は、第1シードの永田杏里や昨年のインターハイ優勝者である細木咲良が順当に一回戦を突破。準決勝では、第2シードの内島萌夏が細木を破り、決勝へ駒を進めた。決勝は、永田と内島のシード対決となった。

雨天のため、順延して行われた決勝戦は、立ち上がりから互角の勝負を見せ、永田が6-4で1セット目を先取した。第2セットは、4-1と優位に進める永田に対し、内島が中盤からライン際ギリギリを攻めるショットや、積極的に前に出るプレーを展開。内島が6-7と逆転で2セット目を制し、勝負はファイナルセットへ。最後は永田が競り勝ち、優勝した。

試合終了後、永田は「クレーコートはハードコートと違って、ボールがワンテンポ遅く来ることで、相手にも時間を与えてしまうことを今回の大会で痛感しました。パリに向けて、タイミングをどんどん詰めて攻められるように練習していきたいです」とコメント。「本戦をしっかり勝ち抜いて、優勝したいと思います」と宣言した。

大会3日目には、今年からローラン・ギャロス日本親善大使を務める滝川クリステルが試合を観戦。男子シングルスの表彰式にプレゼンターとして登場し、「優勝した白石選手が226位というランキングから、優勝まで自分の力を出し切ってここまで来れたのは本当にすごいこと。パリでも自信を持って頑張ってもらいたいです」とコメントした。

日本予選で優勝者した白石と永田は、ローラン・ギャロスで開催される「全仏オープン・ジュニア2017 ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES ワイルドカード選手権」への出場が決定。「全仏オープン・ジュニア2017」への出場権を懸け、同じく世界6か国の予選を勝ち抜いてきたプレーヤー達と戦う。
《美坂柚木》

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