司会は、野球評論家で元横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)の野村弘樹氏が務め、3月7日に迫った第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に関するトークを展開した。
起用法を含め、侍ジャパンのメンバーでも最も大きな注目を集める大谷。「もし大谷選手自身が監督だったら、自分を投手として使うか、打者として使うか、どちらでしょうか?」と聞かれると、「(侍ジャパンの)あのメンバーならどちらも使わない」ときっぱり。謙虚な姿勢とまさかの発言で、会場の笑いをさそった。
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WBCへ向けた意気込みを語る
同日、ブルペンに入ったという大谷は、「久しぶりに傾斜のあるところで投げて、思っていたよりも感触は良かった」とし、「(WBCがあるので)早く体をつくらないといけない。いまの時点では順調にきている」とアピールした。
また、過去のWBCで印象に残っている場面を聞かれると、「イチローさんのタイムリーと、ダルビッシュさんの最後のスライダーの曲がりのえげつなさ」とした。
初挑戦となるWBCに向けた気持ちを色紙に(王者奪回の)「奪」と記し、「とにかく勝ちたい。優勝したい。前回負けている(第3回WBCでは準決勝敗退)のをテレビでみていた。自分がでて勝ちたいと思っていた。そのチャンスが巡ってきた」
「投げる方も打つ方も、シーズン同様に準備しておきたい。あのメンバーであれば、自分が自分が…という感じではなく、個々がそれぞれの役割を果たすことが大事になると思う」と意気込みを語った。
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J SPORTSではWBC本戦・壮行試合・協会試合を生中継
3月7日、WBCの開幕戦となるキューバ戦でもし投げる場合とし、キューバのイメージを聞かれると、「身体能力が高いイメージ。走る、投げる、特に打力は当たればすごいボールを飛ばすバッターが多い印象」とし、第1回WBCでは決勝で当たったライバル国に対して警戒心を示した。
J SPORTS では、第4回WBCの本戦全39試合及び壮行試合、強化試合を全て生中継する予定。