J SPORTS編成担当者は2017年のポイントとして、(1)学生スポーツのさらなる充実、(2)充実のラグビーラインナップ、(3)充実の野球ラインナップ、の3つを示した。
(1)学生スポーツのさらなる充実
テーマに「グローバルからグローカルへ」を掲げ、世界トップレベルの試合から国内のローカルスポーツまで幅広く扱う。グローカルという言葉には、ローカルなスポーツをまず全国に届け、さらに世界へ発信する想いが込められている。ローカルなスポーツとして学生スポーツを挙げ、学生スポーツ中継の新キャッチフレーズは「青春の挑戦者 最高の瞬間は、青春から始まる」に決まった。
「現在、学生で部活動をしている方々には、そのグループを継続することでその先の人生が豊かになることを伝えていきたい」(J SPORTS編成担当者)
春の高校野球地区大会の試合放送の拡充などが予定されている。サッカーでも高校・大学の試合以外の中継が検討されている。ラグビー、バスケットボールもより充実させて展開していく。
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(2)充実のラグビーラインナップ
2019年ラグビーワールドカップの日本開催に向けて、高校生から日本代表まで年間350試合の放送・配信を行う。またスーパーラグビーに加え、10人制ラグビーの国際大会『ブリスベン・グローバル・テンズ』の初放送が決定している。
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(3)充実の野球ラインナップ
野球はジュニアトーナメントから侍ジャパンまで年間650試合の放送・配信を実施。プロ野球は、広島、中日、楽天、オリックスの4チームの試合を放送する。侍ジャパンについては過去のWBCが観れるアーカイブ、強化合宿や練習試合、壮行試合、強化試合の生中継を予定している。
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