テニスの全豪オープンで1月17日に男子シングルス1回戦が行われ、西岡良仁がアレックス・ボルトを6-4、1-6、6-2、6-4で下した。地元選手との試合を制した西岡は、全豪で自身初の2回戦進出を果たした。
予選を勝ち上がってきた勢いと地元出身のホームアドバンテージがあるボルトに対し、西岡は得意のストロークで勢いを封じる。第2セットを落としはしたが慌てることなく落ち着いていた。
「出だしから集中して相手をどうやって崩すか分析しながらやっていたので、セカンドセットは相手が良い状態になって取られましたけど、しっかり自分の流れに持ち込んだので良かったなと思います」
会場はオーストラリア出身のボルトを後押しする雰囲気になっていたが、その中でも日本語での応援は励みになったと振り返る。
「相手も予選上がりで勢いがあって、なおかつ地元出身だったので応援が相手のほうに寄ってましたけど、それでもたくさんの日本人の方の応援が力になって自分のベストなプレーができたんじゃないかなと思います」
全豪オープンで初勝利を挙げた西岡は、2回戦で第13シードのロベルト・バウティスタ・アグートと対戦する。ファンからはさらなる勝ち上がりを期待する、「相手はランキング的に格下だけど地元だし応援がすごくてやりづらかったね」「失う物はない。がむしゃらに行け」「初勝利おめでとう！アグートにどこまで食らいつけるか楽しみ」「アグートは上手いけど強烈な一撃があるタイプではない。どんな試合になるか楽しみ」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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