2014年11月の防衛戦でセルゲイ・コバレフに敗れて以来、約2年ぶりのリングに上がったホプキンス。対戦相手はWBCインターナショナルライトヘビー級王者スミスだった。
ハードパンチャーのスミスに対してホプキンスは軽快な動きを披露。試合は互角の展開で後半に入る。だが第8ラウンドにスミスがロープ際へ詰め左右の連打。ホプキンスはリング下へ落ち、「足を痛めた」とアピール。
20カウント以内にリングへ戻ることができずTKO負けになった。
「私は頭を打ち、足首を痛めた。20秒以内に戻らなければならないルールは知っていたが、足首を痛めたため立ち上がれなかった」
ホプキンスは「リング下に落ちたのは押されたからだ」と主張しているが、レフェリーは正当な攻撃と判断した。
「攻撃は正当なものだった。彼は試合を続けるつもりがなかった。だから私は20カウントで終わらせたんだ」
不本意な形で終わったが、ホプキンスは事前の予定通り引退するという。この試合にファンからは、「衝撃でしばらく感情迷子になってた。とにかくお疲れ様」「ホプキンス、最後こんな強敵とやったんかよ。本当すげえわ」「引退試合まである意味インパクトを残した。この選手は伝説」「いろんな意味ですごいボクサーだった」「後味悪いんだか豪快なんだか分かんない終わり方」などの声を寄せている。
Last workout for #final1 fight week!!! @kieranmulvaney @muls96 Check out my story. @BoxingInsider #HopkinsSmith pic.twitter.com/erWFXrIzs0
— BERNARD HOPKINS EX (@THEREALBHOP) 2016年12月16日