鹿島アントラーズ、南米王者を撃破…クラブW杯アジア勢初の決勝進出 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

鹿島アントラーズ、南米王者を撃破…クラブW杯アジア勢初の決勝進出

スポーツ 短信
FIFAクラブワールドカップ 鹿島アントラーズ対アトレティコ・ナシオナル(2016年12月15日)
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FIFAクラブワールドカップ(W杯)が12月14日に行われ、開催国王者の鹿島アントラーズが南米王者のアトレティコ・ナシオナルに3-0で勝利した。鹿島はアジア勢初の決勝進出を決めた。

前半はナシオナルの猛攻に数多くのピンチを迎えた鹿島。しかし、今回もGK曽ヶ端準のビッグセーブがチームを救い、昌子源も身体を張って守り抜く。

すると鹿島にビッグチャンスが訪れる。今大会から導入されたビデオ判定により、エリア内で西大伍が倒されたとして前半30分にPKを獲得。ナシオナルは納得していない様子だったが、テクノロジーの導入によって鹿島にPKが与えられた。これを土居聖真が決めて鹿島が先制。

先制を許したナシオナルが追いつこうと攻勢を強めるが、曽ヶ端が準々決勝に続き好セーブを連発した。1-0のまま試合は終盤に進む。

1点を争う攻防のなかで先に点を奪ったのは鹿島だった。後半37分に柴崎岳からクロスが入り、ゴール前で飛び込んだ遠藤康とナシオナルのGKフランコ・アルマニが交錯。こぼれ球は遠藤の足元に収まり、これをヒールで流し込んだ。

ほぼ試合を決めた鹿島だが後半40分、途中出場の金崎夢生が右サイドを突破してクロス、これに同じく途中出場の鈴木優磨が飛び込んで決定的な3点目を奪った。ファーストタッチでゴールを奪った鈴木は、クリスティアーノ・ロナウド風パフォーマンスを披露した。


このまま試合は3-0で終了し、鹿島がアジア勢初のクラブW杯決勝進出を果たした。

新たな歴史を作った鹿島にサッカーファンからは、「まさか南米王者に勝つとは」「名門アトレティコ・ナシオナルを3-0で下しての決勝進出は立派」「サッカー界にとって素晴らしいニュースだ」「おそらく10回やったら鹿島が勝てるのは2回あるかないか。だけどその1回をここで手繰り寄せる強さ」「鹿島はこれしかないというパターンに持ち込んで勝てたが、ナシオナルもさすがは南米王者だった」などの声が寄せられている。

決勝に進んだ鹿島は15日に行われる、レアル・マドリード(スペイン)対クラブ・アメリカ(メキシコ)の勝者とクラブ世界一の称号をかけて18日に対戦する。

《岩藤健》

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