会場には初来日となるインスタグラム最高執行責任者マーニー・レヴィーンさん、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんの他、インスタグラムを活用する女性が多数招待され、会場はにぎわいを見せた。
「#私と私の物語」(海外では#MyStory)はインスタグラムが女性の活躍やエンパワメントをサポートする目的で行っているもので、これまで世界各国で行われてきた。
レヴィーンさんはインスタグラムを積極的に使う女性たちを、「女性はこうじゃなくちゃいけない、こうあるべきだというのを打ち壊して自分らしい自分を表現している」と褒め称える。さらにそれを見たフォロワーが「私も自由に表現していいんだな、私らしくあっていいんだな」と感じることで、輪が広がっていくと語る。
また、インスタグラムが一番気をつけていることは、「安全でどんな人にでも活躍の場を与えられる場」と言及。安心して情報を発信できるコミュニティーを作ることに力を注いでいる。それによって世界中で「#MyStory」が発信されていく。
世界で5億人、日本でも1200万人以上が利用するインスタグラム。滝川さんは8月にインスタグラマーの仲間入りをした。そしてアナウンサーとして報道の現場にいたときには伝えきれなかった動物の保護活動をインスタグラムやFacebook(インスタグラムの親会社)を通じて発信するようになった。
「テレビ以上に影響があるツールで、私が取り組んでいる問題をどんどん発信していきたい。そしてみなさんの気持ちを共有できたらなと思っております」
インスタグラムで実現できるビジュアルストーリーテーリングは、滝川さんにとって最高のツールとなり、多くの人々に考えを伝える土台となる。10年前には想像もできなかった「自分自身がメディアとなり発信できる時代」が訪れたことに喜びを見せた。
「(自分の発信したことを)広めてもらって、みんなに感じて、行動を起こしてもらえることが一番望んでいることです。社会的な問題を、意義のあることをインスタグラムで伝えていきたい」
滝川さんのインスタグラムでは、動物保護に関する投稿や、日常、仕事の合間のオフショットなどが日々更新されている。