千葉ロッテ・田村龍弘「この中からプロ野球選手が出てくれたら」…ネクソン×千葉ロッテマリーンズ少年野球教室 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

千葉ロッテ・田村龍弘「この中からプロ野球選手が出てくれたら」…ネクソン×千葉ロッテマリーンズ少年野球教室

イベント スポーツ
ネクソン×千葉ロッテ野球教室(2016年12月4日)
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プロ野球選手とふれあい、野球の魅力と楽しさを体験する「ネクソン×千葉ロッテマリーンズ少年野球教室」が12月4日、千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアムに隣接する屋内練習場で開催された。

同イベントは、オンラインゲーム配信事業を推進するネクソンが、スポンサーシップ契約を締結している千葉ロッテマリーンズの現役3選手を講師として迎えて実施。今回で4回目の開催となる。

■現役3選手が参加

講師として参加したのは、捕手部門で2016年パ・リーグベストナインに輝いた田村龍弘選手をはじめ、大谷智久投手、伊志嶺翔大外野手を含む3選手。

田村捕手が守備、大谷投手がピッチング、伊志嶺外野手がバッティングの各パートを担当。子どもたちはローテーションでそれぞれのパートを体験した。練習を始める前、選手たちの周りに子どもたちが集まり、選手の話に熱心に耳を傾ける。

田村捕手は「球を受けてくれる相手に対して、思いやりをもって投げること」が大事と説き、「後はボールを後ろにそらさないこと。ボールを怖がらないこと」と捕手ならではの視点でアドバイス。

伊志嶺外野手は「打球を遠くに飛ばせたら、野球が面白くなるよね」と開口一番呼びかけ、「しっかりと腕を引いて、遠くへ飛ばす。そういう意識でやってほしい。ボールをまずは強く打つ。弱いスイングでは絶対に飛ばないから」と身振り手振りを交えてテイクバックの重要性を語った。


大谷投手は投球フォームについて、「下半身主導で投げるように」とアドバイス。「どうしても上半身で投げてしまうけれど、下半身に100の力を入れて、上半身にはまったく力を入れないイメージで」と投球における下半身の大切さを伝えた。

また、ストレートの握り方を聞かれると、実際にボールを持って握り方を説明。指先にいかに力を伝えるかを熱弁した。野球教室が終盤に差しかかかると、自ら球を投げ込み、子どもたちの視線をクギ付けにしていた。

■僕らが小学生の時よりもうまい

集まった多くの子どものプレーする姿を、終始真剣な眼差しで見つめていた3選手。野球教室を終えて講評を述べる際、選手らは一様に「この中からひとりでも多くのプロ野球選手が出てくれれば」とメッセージを送った。

伊志嶺外野手が「今日アドバイスしたことをしっかりとメモして、練習の時に思い出してほしい」と呼びかると、大谷投手は「僕らが小学生の時よりもお世辞ではなくうまいと思う」と子どもたちの技術に感心。重ねて「野球だけではなく、色々なスポーツで身体能力を高めて、野球につなげてほしい。外で色々な人と会って、色々な経験をすることが大切」と出会いや経験を積む大切さを熱く語った。


22歳の田村捕手は「本当にみんな上手です」と評価したうえで、「好きな選手の真似をすることが、上手になる一番のコツだと思います。真似してみてください」とアドバイス。また、「自分の年齢であれば、かぶるかもしれない」とし、将来同じステージで活躍するプロ野球選手が、参加者から出てきてくれることを願っていた。

現役のプロ野球選手の一挙手一投足に、終始熱い視線を送っていた子どもたち。直接受けたアドバイスや身振り手振りの指導は、かけがえのない時間となった。

《浜田哲男》

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