Bリーグ第7節、秋田ノーザンハピネッツが連敗ストップ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

Bリーグ第7節、秋田ノーザンハピネッツが連敗ストップ

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男子バスケットボールリーグのB.LEAGUE(Bリーグ)が9月開幕
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男子バスケットボールのBリーグは11月7日、第7節でアルバルク東京と秋田ノーザンハピネッツが対戦した。5連敗中の秋田だったが第1クォーターからリードを奪い、最後まで逆転を許さず78-64で勝利した。

前日の対戦では第1クォーターに6-24とリードされた秋田。ほぼ第1クォーターで終わってしまった敗戦から立て直しを図り、今回は最初から外国人プレーヤーふたりを投入してきた。

Bリーグでは各クォーターでプレーする外国人プレーヤーの人数に制限がある。各クォーターで1度にコートに立てる人数は2名まで、試合を通しては延べ6名以内とされる。各クォーターで外国人プレーヤーを何名起用するかは試合前に申請する必要があり、これまで秋田は『1、2、1、2』で戦ってきた。それが今シーズン初の『2、1、1、2』を採用。

第1クォーターと最終クォーターにふたりを起用して勝負、第2クォーターと第3クォーターはひとりで耐える作戦だ。さらに秋田はゾーンディフェンスでインサイドの守りを固める。これによりトロイ・ギレンウォーターを欠くA東京はインサイドでの優位が得られなかった。

それならばとA東京は外からのシュートを狙うが、この試合ではシューター陣がそろって不調。前半のA東京は3ポイントシュート12本中、成功が0本という結果。NBAでのプレー経験もあるディアンテ・ギャレットが個人技で切り込み決めるも、チームとして崩してのゴールはほとんど見られない。

第2クォーターはオンザコート(外国人プレーヤーの出場数)が『1』の秋田に対し、A東京は『2』のミスマッチ。このクォーターをいかに耐えるかが勝利へのカギだった。秋田は安藤誓哉を中心にボールがよく動き、A東京を翻弄。3本の3ポイントシュートも決まって外からも中からも点を奪った。守備では2-3のゾーンディフェンスでA東京を封じた。

後半に入ってA東京はギャレット、田中大貴が3ポイントシュートを決め出すも、素早く秋田がゾーンからマンツーマンにディフェンスを変更しながら対応。常に試合の流れを読みながら、先手を打っていったのは秋田だった。

爆発力があるA東京に10点差前後の油断ならない綱引きが続くも、決められたら決め返す強さを見せた秋田が、リーグ戦6試合ぶりの勝利を手にしている。



秋田のファンからは連敗ストップを喜ぶ、「いやー、秋田ノーザンハピネッツ、めっちゃ凄い。感動したよ!」「秋田ノーザンハピネッツはお見事でした。アルバルクに勝つとは」「よかった!よかった!よかった~~~!」「昨日大敗したので、今日は滅茶苦茶嬉しいです」などの声が寄せられている。

敗れたA東京だが平日夜開催で代々木第二体育館に2690人を動員。客席からはタフなゲームに大きな声援と拍手が絶えなかった。
《岩藤健》

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