ペダルノートと東商会は、自転車盗難を含めたサイクリストの環境改善を前提に業務提携した。
年間400台に付き1台、自転車盗難被害が発生しており、東京都だけでも年間6万件弱発生している。近年、こうした盗難被害が防犯登録だけでは解決できない社会問題となっていることから、業務提携に至った。
両社はペダルノートが開発する盗難補償付きサービス「ペダルノート」を推進することで、サイクリストに「信頼・安心・安全」な環境を提供する。
ペダルノートは小型のビーコン端末を自転車に設置し、ユーザーの自転車が盗難された際に、捜査協力者が盗難自転車のビーコンを検知し、ユーザーに場所を通知する機能が搭載されているサービス。東商会はビーコンの搭載を全国の提携店舗と自社取り扱いブランドで進め、サービス拡大を支援し、サイクリストの環境向上を図っていく。
ペダルノートは今後、自転車メーカー主導によるビーコン搭載について海外メーカーと協議を進める。同時にサービスを支援する保険会社と連携して見守り機能となるビーコンの配布と、捜査アプリのダウンロードを推進。捜査の網を拡大していく。
また協力保険会社とともにビジネスモデル特許を申請しているサービスモデルの拡充を行い、補償割合も上げたプレミアムサービスを導入する予定だ。
《美坂柚木》
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