4回目となる今年は、まず「日本の伝統着物体験」だ。和装した海外選手たちがさいたま新都心駅東西自由通路でウェルカムバナーによる歓迎を受けた。バナーは岩槻商業高校書道部が制作し、同校生徒35名、岩槻高校生徒6名、さいたま市職員9名の計50名がお出迎えだ。
さいたま新都心駅で選手を待ちます!#ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム pic.twitter.com/pNV0b6y0Wj
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年10月28日
さいたまスーパーアリーナに移動した選手たちは岩槻黒奴保存会によるパフォーマンスを楽しんだ。さらに「岩槻のジャンボひな壇再現」が実施され、フルームがお内裏様に扮し、ペーター・サガン(ティンコフ)、ラファル・マイカ(同)、アダム・イェーツ(オリカ・バイクエクスチェンジ)、ロメン・バルデ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル)、マルセル・キッテル(エティックス・クイックステップ)が五人囃子になった。お雛様はさいたま市出身の村田綾さん、三人官女は岩槻商業高校ソフトボール部の3名だ。
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五人囃子になったサガンは着物の感想を「とても快適だね」と話し、気に入ったようだ。キッテルは「ドラムを叩く人になった気分」と表現した。
最後は「餅つき体験」で、まずツール・ド・フランス・ジャパンチームとして参加する新城幸也(ランプレ・メリダ)と別府史之(トレック・セガフレード)が日本人としてお手本を見せる。続いて海外選手らも杵を手にして餅つきを体験した。
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別府史之(右)と新城幸也が餅つき
できあがった餅は、ツール・ド・フランスの4賞ジャージをイメージしたトッピングをして試食。黄色いジャージ「マイヨジョーヌ」を着る個人総合優勝は「きな粉餅」、緑のジャージを着るポイント賞は「ずんだ餅」、赤の水玉柄のジャージを着る山岳賞は「赤ようかん餅」、白いジャージを着る新人賞は「大福」になった。
フルーム選手たちが餅つき!#ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム pic.twitter.com/wg4244Ewq3
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年10月28日
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4賞ジャージの選手たちが餅つき体験