最近出版された英国人ジャーナリストの暴露本のなかで、過去にモウリーニョ監督が「ベンゲルは失敗のスペシャリスト」「ピッチ外で彼を見つけたら、いつか顔面を殴るだろう」と発言したという記述があった。
ベンゲル監督は2003-2004シーズンに無敗でプレミアリーグを制したが、その後は長くタイトルから遠ざかっていた。その時期をモウリーニョ監督は、「私だったらロンドンを去って二度とは戻って来ないね」と批判していたことも明かされている。
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アーセン・ベンゲル監督 (c) Getty Images
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ジョゼ・モウリーニョ監督 (c) Getty Images
プレミアリーグ第6節の前日会見に出席したベンゲル監督は、この本の内容について質問されたが直接的な答えを避けた。
「私はその本を読んでいないし、今後も読まないだろう。その件にコメントすることはできない。私はサッカーの話をするだけだ。明日の試合に集中しているからね。どんなプレーをしたいかだけ考えているんだ」