東京・品川のコナミスポーツクラブ品川本店アリーナで9月11日、小中学生の子どもたちとその保護者を対象とした親子参加型イベント「バドミントンファミリデー」が開催された。
本イベントのゲストは、リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した「タカマツペア」こと高橋礼華選手、松友美佐紀選手に加え、かつて「オグシオペア」でバドミントンブームを牽引してきた潮田玲子さん、ナショナルチームの桝田圭太コーチだ。金メダリストによるバドミントンレッスンやトークショー、ヘルス&ウェルネスアクティビティーなどを体験し、スポーツを通じて「健康の大切さ」「安心な生活」への新たな気付きの場とすることを目的に開催された。
イベントは基礎レッスンに始まり、4班に分かれて約60分間、Aコート高橋選手、Bコート松友選手、Cコート桝田コーチと、金メダリストを含めたトップ選手直々にバドミントンのレッスンを受けることができた。また潮田さんは全体アドバイザーとして活躍、コート全体を見渡しアドバイスを行っていた。
バドミントンレッスン後は、エキシビジョンマッチ「高橋選手&参加者vs松友選手&参加者」のダブルスマッチが展開され、会場は大きな盛り上がりを見せた。
普段はパートナーを組む高橋選手と松友選手だが、今回は小中学生と組んで、敵同士としてダブルス対決。結果は「松友選手&参加者」チームの勝利となった。
エキシビジョンマッチ後に参加した小中学生が、「高橋選手のスマッシュが思ったよりも早くなかった」と感想を漏らすと会場は笑いに包まれた。普段とは違うダブルスの試合に高橋選手、松友選手ともに終始リラックスして臨めたようで「とても楽しい試合でした」と感想を述べた。
《森 元行》
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