【GARMIN vivoactiveJ HR インプレ中編】ベルトは太いが安定感アップ、操作性も見やすさもいい | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【GARMIN vivoactiveJ HR インプレ中編】ベルトは太いが安定感アップ、操作性も見やすさもいい

ウェアラブル 国内
この日はツール・ド・フランスの休息日。ピレネー山中にあるアンドラでちょっと散歩してみた
  • この日はツール・ド・フランスの休息日。ピレネー山中にあるアンドラでちょっと散歩してみた
  • 一定期間歩いていないと左サイドの赤い部分にシルバーのラインが出現して伸びてくる
  • ライフログ機能の歩数表示。この日の目標7592歩を軽く上回る1万122歩を記録
  • 心拍数の変化はアクティブな運動時に欠かせない指標となる
  • 過去の運動データも表示されるが、スマホに転送して見たほうが多様な情報が確認できる
  • 距離0.25kmを4分27秒で歩いている。撮影のため停止しているのでペースは未表示
  • ツール・ド・フランスの選手らがやってくるまでピレネー山脈をハイキングする
  • ピレネーの渓流を訪れた。心拍ゾーンは5つあって運動の強さをコントロールするのに役立つ
活動量計機能とスポーツアプリが内蔵されたガーミン社の人気スマートウォッチに、ライフログの利便性をさらに高める光学式心拍計が搭載されたvivoactiveJ HR(ヴィヴォアクティブジェイ エイチアール)が新登場。さっそくこのインプレ記事筆者のライフワークであるツール・ド・フランス取材に持ち込んで、その使い勝手をチェックした。

◆ベルト太いな…と思ったら、これがいい

外見はライフログ機能を搭載したタッチパネル仕様のスマートウォッチだ。ところがひっくり返すと本体裏側に光学式心拍センサーが付いている。さらにはGPS機能が内蔵。これだけコンパクトなリストバンドの中にさまざまなスポーツの強度や効率を計測する複数のシステムが組み込まれているというのは、まさに神ワザだ。

初めて手にしたときの率直な感想は、「ベルト太いな」ということだった。ライフログバンドと言われる姉妹モデルのvivofitシリーズから比べるとかなり太い。前モデルの「vivoactiveJ(ヴィヴォアクティブジェイ)」からわずかに重量も増している。ライフログバンドというのは24時間の活動量を気軽に計測することが主な目的であることから、着用しているわずらわしさを感じさせない軽さとコンパクト性が最優先となる構成要素だった。それに比べたらGPSと心拍計が内蔵されているvivoactiveJ HRはどう頑張ってもこのサイズ、重量は約47.6gになってしまったのだが、フランス滞在中にわずらわしさは感じなかった。ベルトが太いのでシャワー時は手首が洗えないし、タオルで水分をふけないから外す。でもそれ以外はずっと着けたまま。2年半以上愛用しているvivofit(重量25.5g)と同様に装着しているという感覚はほとんどない。

そして実際にランニングをしてみると、ベルトの太さが安定感となって腕を強く振ってもぎこちなさがない。前モデルの「vivoactiveJ(ヴィヴォアクティブジェイ)」は細いベルトに四角い本体が突起したデザインで、「ロードバイクのフラットバー(上部の平らな部分)を握ると、曲げた手首に本体の角が当たって気になる」という意見があった。ベルトを太くしたことによってそれも解消されるのではと感じている。

◆手首で心拍数を計測できる!

手首で簡単に心拍計測ができるのはもう画期的すぎるアイデアだ。vivoactiveJ HRをオン状態にして裏返すと、手首に当たる部分に緑色の光学センサーが光っている。血中のヘモグロビンにこの緑色の光を当てて、その流量の違いによって脈拍を読み取るのだという。医科学的に求められる精度ではないかも知れないが、運動の指標としては十分だ。実際にvivoactiveJ HRを2週間使用してみたが、安静時、活動時ともに体感的にほぼ適切な表示だった。

血中ヘモグロビンの動きを計測するという緑色の光照射に関しては、「それは身体にどんな影響を与えるのかな」と最初は心配したのだが、ツール・ド・フランス取材の23日間で特に身体的不具合も感じず、肌荒れなどは全くなかった。ちなみに製品スペックには「50m防水」とあるが、シャワー時の水圧はそれ以上になるので、シャワーなどの入浴時は外したほうがいい。それ以外はフランスで着けっぱなしだった。睡眠時の身体の動きによって眠りの深さも測れるからである。

◆スマホ並みの操作感、ボタンとの使い分けも◯

小型化を競ってきたライフログバンドとは一線を画す形で、vivoactiveJ HRは一気に大型化したことが特徴だ。ベルトのみならず液晶画面も大型化した。これによって画面の情報量が増え、同時に見やすくなった。しかもタッチパネルを採用しているので操作もしやすい。このあたりは今後のトレンドとなっていくような気がする。スマホと同じで、本能的に操作ができるようにするにはある程度の大きさの画面が必要なのだ。

タッチパネルはスマホ並みに動きが軽快で、指の腹でぬぐうように動かすだけでストレスのない操作ができる。このタッチパネルと併用で画面下に左右2つのボタンがついている。右側は「スタート」や「ストップ」、左側は「戻る」というコマンドだ。つまりタッチパネルは「スクロール」を主にする動作、それ以上の能動的な動作はボタンでする。これによってタッチパネルによる誤操作が回避できるという目的があるのだろう。

◆カラー化を実現、見やすさが大幅にアップ

これからのライフログバンドのトレンドとなるはずのカラー化も達成した。特に心拍数の推移表は高くなったところが色づけされるようになり、ランニング中に確認した際にわかりやすくなっている。サイクリングでも有効だが、走行中は手首にある画面が見づらいので、ガーミンのサイクルコンピューター「Edgeシリーズ」にデータ転送するなど工夫すると格段に使い勝手がよくなる。

スタートボタンを押してからストップボタンを押すまで、GPSによる走行ルートや心拍数などのデータが詳細に記録される。これらの保存データは適当なときにスマホに転送しておくといい。手持ちのスマホにはあらかじめ「connect.garmin」アプリをインストールする。続いてBluetoothをオンにしてvivoactiveJ HRとスマホのペアリング設定を済ませる。ここまでやっておけば次にアプリを起動してしばらくすると自動的に「同期」する。

パソコンではBluetoothのほかにAnt+、USBを経由して同期できる。スマホでもパソコンでもどちらかで同期したら、あとはガーミン社が提供する「connect.garmin.com」というクラウドサイトでも走行記録の閲覧が可能だ。
《山口和幸@レスポンス》

編集部おすすめの記事

page top