有森裕子さん「会場を笑顔にしたテニスのフェアプレイ精神」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

有森裕子さん「会場を笑顔にしたテニスのフェアプレイ精神」

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有森裕子さん「会場を笑顔にしたテニスのフェアプレイ精神」
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日本体育協会は7月7日、都内で「日本フェアプレイ大賞 2015-16」の大賞作品が決定したことを発表した。大賞は、山本幸輝さん(応募当時小学6年、現中学1年)の「なににでも敬意をもつ」に決定した。

発表会では、有森裕子さん、大山加奈さん、山本昌さんによるフェアプレイに関するトークショーが行われた。

◆有森裕子さん、マラソンで勝つポイントは給水所

「マラソンは給水所ポイントが5kmごとにくるんですけど、来る地点がわかった時点でいち早く抜け出し少し相手の前を横切り駆け足で給水を取る。そういう動作を相手の邪魔にならないようにするが、時々邪魔になってしまうことがあるんです。給水に対しての動きが作戦の中に入るんですね。給水は人が先にとられると他のを倒してしまう事がある。そう言った事を防ぐために早めの行動をするようにしています。」

◆日本フェアプレーの審査員になり見えたフェアプレーの大切さ

「(日本フェアプレー)審査員になり、いろんなスポーツのニュースを気にして見るようにしていて、最近テニスの試合の場面で感動する事がありました。」

「強い選手が僅差でリードしている中で相手がサーブを打ち判定はアウトだった。(サーブを打った)彼は悔しそうに下がろうとしたら、打たれた強い選手が、入ってるかもしれないからとチャレンジを勧めた。それに彼は驚きながらチャレンジをした。そうしたら(ラインに)入っていたんですね。審判の方を笑顔にし、チャレンジをした相手も笑顔になり、強い選手も不利には働いたけれど、それでも気持ち良く相手に通じたものを感じ、一気に会場を笑顔に変えた。試合を見せることの大切さを感じました。」
《荒井隆一》

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