兵庫県で洋菓子ブランドを展開するシュゼットは、スポーツ後のエネルギー補給に向いたスイーツ「アスリートフィナンシェ」を開発して7月から発売する。小麦粉の代わりに米粉を使用したグルテンフリーのスイーツだ。
アスリートフィナンシェはスポーツ振興に取り組む兵庫県西宮市と武庫川女子大学の産学官連携プロジェクトとして、北京五輪男子400mリレー銅メダリストの朝原宣治氏らトップアスリートたちが監修を担当した。
使用する米粉は、朝原氏やシンクロナイズドスイミングでバルセロナ五輪銅メダリストの奥野史子氏が協力している京都府南丹市の水田で育てたお米から作られた。砂糖は奄美諸島のさとうきびだけを原料とした素焚糖(すだきとう)を使用している。
朝原氏や奥野氏らトップアスリートが集うアスリートネットワークからの提案により、昨年9月に試作品を制作。武庫川女子大学の研究データや知見を活かし、発案から1年以上かけて完成した。1個150円(税抜き)。
朝原氏は、「子どもたちやアスリート、健康を気づかう人たちが美味しく安心して食べられるお菓子を作りたいというアスリートの願いから開発が始まった。子どもたちの体に優しい材料について、どんなお菓子なら喜んでもらえるかなど何度も話し合いながら完成した。みんなの思いがつまったこのお菓子を多くの人に食べてもらいたい」とコメントしている。
7月1日より楽天市場、7月上旬より西宮市内で販売。
《美坂柚木》
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