最近よく耳にする「ウェアラブル」って何? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

最近よく耳にする「ウェアラブル」って何?

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ウェアラブルのイメージ(「Apple Watch」)
  • ウェアラブルのイメージ(「Apple Watch」)
 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆ウェアラブルとは
【読み】ウェアラブル
【表記】Wearable
【分類】ハードウェア/技術
【ひとことで言うと】
「つねに身に付けて使う小型コンピュータ。体調管理などに活用される」
【解説】
 「ウェアラブル」(Wearable)は、「ウェアラブル・コンピューター」あるいは「ウェアラブル・デバイス」を略した表現。常時そして直接身に付けて利用する、小型コンピューター製品を指す。コンピュータ部分を別構造にし、本体は極薄軽量のセンサー部分のみ、といったタイプもあり、その形状は腕時計型・メガネ型・Tシャツ型・シール型・指輪型など、多岐にわたる。具体的な製品としては、腕時計型の「Apple Watch」、メガネ型の「JINS MEME」などが有名だろう。

 つねに身につけていることで、スマートフォンを取り出さなくても、ディスプレイに情報を表示したり、通知を音や振動で伝えたりできる。また利用者のバイタルデータ(脈拍・体温・血圧など)、行動データ(位置・移動速度・周辺の気温や気圧など)の変化を24時間記録・監視できる。そのほかメガネ型製品では、両手が自由に使える状態で、映像を記録・表示できるのがメリットとされている。

 主流としては腕時計型製品が多いため、「ビジネスマンが情報確認・収集を行うためのガジェット」というSF的イメージも強いが、実際のウェアラブルは、24時間記録・監視により、「子どもや老人などの弱者の体調管理」「緊急事態を把握するための防犯センサー」といった用途での利用が期待されている。

【関連用語】Apple Watch
【最終更新日】2016年6月9日

ウェアラブルとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

《冨岡晶@リセマム》

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