男子プロテニス協会(ATP)は4月18日、最新の世界ランキングを発表した。モンテカルロ・ロレックス・マスターズで2年ぶり、28度目のマスターズ制覇を達成したラファエル・ナダルが錦織圭との差を広げている。
上位は1位から6位まで順位に変動なく、ジョコビッチはモンテカルロで初戦敗退したがトップの座は揺らがない。5位のナダルはマスターズ優勝で5595ポイントまで伸ばした。4490ポイントの錦織は6位のままとなっている。
そのほかの選手ではモンテカルロの決勝をナダルと争ったガエル・モンフィスが、順位をふたつ上げて14位に浮上した。
今回のランキングにテニスファンからは、「ワウリンカ、ナダル、ツォンガが束になってかかっても、ジョコビッチには95ポイント差で負ける」「よくやったガエル。決勝は素晴らしいゲームだった」「ナダルは昨年絶不調だったのにこの順位だから、クレーシーズンで本来の強さを出せば一気に上積みしそう」「1位はジョコビッチが抜けすぎてて、2位以下にしか目がいかない」などのコメントが寄せられている。
今季の獲得ポイントで参加選手が決まるATPワールドツアー・ファイナル出場レースでも、ナダルは圏外から一気に4位まで浮上した。モンフィスも9位から5位に上がっている。
●主な日本人選手のランキングと獲得ポイント
6位 錦織圭 4490ポイント
85位 ダニエル太郎 671ポイント
101位 西岡良仁 557ポイント
103位 伊藤竜馬 552ポイント
111位 杉田祐一 538ポイント
《岩藤健》
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