My Rugby World Cup Storiesは、ラグビーW杯2019日本大会の応援サイト「2019 All For Japan Team」内にの連載コーナーだ。ラグビーW杯に関わった日本代表選手やスタッフを取り上げている。
第79回は真壁選手だ。身長192cm、体重125kg。たくましい肉体を武器にボールを持ってひたすら突進し、チームの勢いを引き出す。ラグビーW杯2015ではインパクトプレーヤーとして投入されると、大きな声で仲間を激励し、突進を続けた。
サントリーの正社員でもある真壁選手は営業を行っているが、ラグビーW杯2015での日本代表の活躍は、仕事の面でも大きかったという。
「ラグビーW杯を終えて帰ってきたとき、空港でたくさんのファンの皆さんが出迎えてくれた。仕事で会う人たちの反響がすごくて、ラグビーW杯前後で世の中がまったく変わったと感じた」と話し、ラグビーに関心のなかった取引先の人が、所属するサントリーサンゴリアスの携帯ストラップを付けていたこともあったそうだ。
ラグビーW杯2015で後半、インパクトプレーヤーとして出場することが多かった。2013年5月のウェールズ代表戦後にエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチから、「後半チームに元気を与えるインパクトプレーヤーとして出すから、ラグビーW杯までにしっかり鍛えておいてくれ」と言われた。真壁選手はその言葉を信じて、2015年までトレーニングを続けた。
そして出場した南アフリカ戦。後半に投入された真壁選手は、自分に与えられた役割を果たすことだけを考えていたという。
「最後のスクラムのときは、その前のスクラムで押せる感覚があったし、相手もシンビン(10分間の一時退場)でひとり少なく、もう押すしかなかった」
しかし、押し返された。
「あれは、相手が強かった。なんとか、アマナキと日和佐がボールをキープしてくれて、そこからの攻撃で一度ボールを持ったが、その時も、しっかりボールをキープすることだけ考えた」
ラグビーW杯2015を経験して「ラグビーは全員で戦わないと勝てないということ」感じた。
「試合時間は一瞬に過ぎた。南アフリカ戦の最後のスクラムも、実は、80分過ぎていたことに気付かなかった。あっという間に終わった」と話し、またあの場所に行きたいと続けた。
この他にも、ラグビーW杯2019への想いを語る真壁選手のインタビュー詳細は、My Rugby World Cup Storiesに掲載されている。
また、「日本代表 真壁伸弥選手直筆クリスマスカードプレゼントキャンペーン」を実施している。応募期間は12月15日正午まで。
"My Rugby World Cup Stories"キャンペーン第2弾 ~ラグビーワールドカップ2015日本代表 真壁伸弥選手 直筆クリスマスカード プレゼント~ ラグビーワールドカップ2019日本大会を応援する「2019 All...
Posted by 2019 All For Japan Team on 2015年12月7日