賭博関与の巨人3選手に無期失格処分…球団にも制裁金1000万円 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

賭博関与の巨人3選手に無期失格処分…球団にも制裁金1000万円

スポーツ 短信
日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナーは11月10日、野球賭博を行った巨人の福田聡志投手、笠原将生投手、松本竜也投手の3名を無期限の失格処分とするほか、球団にも1000万円の制裁金を科す裁定を下した。

同日、巨人は東京都内で会見を開き、3名に契約解除を通告したと発表。会見に出席した久保博社長は「極めて深刻かつ重大な事態であると受け止めており、プロ野球ファンの皆様、ならびに関係者の皆様に心からお詫び申し上げます」と謝罪した。

今回の賭博問題では原沢敦・専務取締役代表が前日9日に辞表を提出、受理されている。巨人は当面、球団代表を空席とする方針。

NPBが下した処分にファンからは「1000万?ゼロが1個足りなくない?」「ドラフト指名権剥奪、無観客試合ぐらいの制裁せえよ」「一見すると厳しい処分に見えるけど、トカゲの尻尾切りだよな」など不十分との声が多い。

失格処分になった3名は今後、NPB他球団はもちろん協定を結んでいるアメリカ、韓国、台湾などの海外リーグとも選手契約できない。独立リーグや欧州、中南米に渡れば協定外に出られるが、そこでも醜聞が伝われば難しいだろう。
《岩藤健》

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