フェルトの2016年トライアスロンバイク「IA FRD」…より軽く、強く、空気抵抗を極限まで削減 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

フェルトの2016年トライアスロンバイク「IA FRD」…より軽く、強く、空気抵抗を極限まで削減

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FELTハイエンドモデル試乗会(東京・千駄ヶ谷、11月3日)
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ドイツとアメリカに拠点を持つ自転車メーカーのフェルトは、FRD(FELT Racing Development)シリーズのトライアスロンバイク2016年モデル「IA FRD」を公開。強度、剛性、重量、振動吸収性、エアロダイナミクスを追求した同車の"先進性"を26枚の写真で見ていこう。

「Integrated Aero」の頭文字をとって名づけられたIAは、「ただ速いだけではなく、少しの違和感も感じさせず、乗り手にシームレスに融合(Integrated)するバイク」を目指した。2015年にアイアンマン世界選手権で総合優勝したダニエラ・リフが駆ったのも、このIAだ。

フェルトがトライアスロンバイクの開発で長きにわたって重視してきたことは「徹底的な空気抵抗の削減」だ。走行時に受ける抵抗の7割を占める空気抵抗(ライダー身体75%+バイク自体25%)は、速度の2乗に比例して増大する。同社はバイクが受ける25%の空気抵抗を減らすべく研究および開発を重ねている。

IAシリーズで最優先されるのはエアロダイナミクス。数値流体力学によるコンピュータ解析と、風洞実験を繰り返し、特徴的な10の"IA Technical Design"がプラスされている。前方投影面積を極限まで削減し、空気を整流化させたダッガーステアリングもそのひとつ。フォーク内にブレーキを内蔵するインテグレーテッドデザインだ。

2016年モデルには機械式・電動式互換タイプのインターナルケーブルルーティングを組むフレーム(UHC Ultimate + TeXtreme カーボン)が備わる。UHC Ultimate は、ウルトラハイモジュラスカーボン繊維が加えられえたトップグレードで、軽量・高剛性が特徴。F1マシンなどにも採用されているTeXtreme は、カーボン繊維を糸ではなくシート状にし、カーボン密度が飛躍的に向上させた構造で、フレームをさらに軽く強くすることに貢献している。
《大野雅人》

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