荒川左岸の河川敷で10月31日、「東京トライアルハーフマラソン」(東京マラソン財団主催、21.0975km)が開催され、浅井えり子、新宅雅也、園原健弘、前河洋一ら歴代ランナーが見守るなか、1500人の参加者たちがさわやなか秋晴れの川沿いを駆け抜けた。ペースセッターを配置したこのハーフマラソンは、参加者が目標タイムとするペースを実感することができ、参加者自身の走力アップや、ランナー全体のレベルアップにつながる大会。完走者のなかから、グロスタイムによる最上位者や年代別男女1位のランナーは、東京マラソン2016の RUN as ONE - Tokyo Marathon 2016に選出される。今大会に設置されたペースセッターは、1kmを4分30秒、5分00秒、5分30秒、6分00秒、6分30秒、7分00秒で走るランナーたち。こうしたペースセッターが先導したなかで優勝したランナーは、男子が三宅翔太選手(1時間9分47秒)、小林季生選手(同タイム)、女性が田中礼美選手(1時間25分49秒)だった。女性のなかでは牧田朋美選手、香取玲子選手の合計3人が1時間半を切った。