リオ五輪の予選を兼ねた男子バスケットボールのアジア選手権は、9月29日に日本対香港の試合が行われた。日本は一時逆転されるが、粘る香港を89-62で振り切り準々決勝進出を果たしている。
2次ラウンドは2勝2敗で、インド、パレスチナとともに決勝トーナメント進出を争っていた日本。立ち上がりは8-0とリードして始まるが、香港の3点シュートが連続で決まり21-28とリードを奪われた。
だが、日本は慌てずチームを立て直し、松井啓十郎の3点シュートなどで逆転する。第3クォーターからは比江島慎の攻撃力が発揮され、今大会好調の竹内譲次も得点を積み重ね香港を突き放した。
3勝2敗の3位でグループEを通過した日本は、10月1日にグループF2位のカタールと対戦する。優勝すれば文句なしにリオ五輪への出場が決まる今大会。もし優勝を逃しても4位までに入れば、2016年の世界最終予選に進めるため、カタール戦に勝つか負けるかは非常に大きな意味を持つ。
《岩藤健》
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