首位攻防戦第1ラウンド、9月20日の阪神対ヤクルト戦は初回に3点を先制した阪神が、その後も大量点を奪い8-1で勝利した。負ければ自力優勝消滅、ヤクルトにマジック9点灯の危機だったが自力で脱した。
阪神は初回に福留孝介が二死三塁からタイムリー二塁打を放つ。さらにマウロ・ゴメスが16号2ランで続いた。福留は五回にもタイムリーを放ち、ヤクルトを6-0と突き放した。
ヒーローインタビューで福留は、「ナリが4本打って、常に塁上にいてくれたので、何とかしてやろうと思ってました」と、この試合4安打だった今成亮太を称えた。
投げては岩田稔がヤクルト打線を八回まで4安打、1失点で抑える好投。負けられない試合の先発も、「やることは変わりないので、自分のできることを一生懸命頑張りました」と平常心で臨んでいた。
勝ってヤクルトとのゲーム差を1とした阪神に、「久しぶりの完勝!明日も今日みたいな試合を期待」「残り全部勝とう! もちろんシリーズも」「 今日の阪神は神だった!明日も絶対勝つぞ!」「ゴメスひょっとして当たってきたか?」「明日の藤浪でヤクルトに並ぶぞ」など、このまま一気に首位交代を期待する声が寄せられている。
21日の予告先発は阪神が藤浪晋太郎、ヤクルトは杉浦稔大。今や虎の絶対的エースに成長した藤浪で、阪神がヤクルトに連勝するか。
《岩藤健》
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