9月14日に行われたNFL第1週サンフランシスコ・49ers対ミネソタ・バイキングスの試合は、RBカルロス・ハイドの活躍もあり49ersが20-3で勝利した。ラグビーから転向し話題となったジャリッド・ヘインが、この試合でNFLデビューを果たした。
試合は第1クォーター、最初に49ersがフィールドゴールを狙うがブロックされ、こぼれ球を押さえられてしまう。だが一方のバイキングスもフィールドゴールを外し、互いに開幕戦の緊張からか普段なら決めるはずの場面が決まらない。
さらに49ersはヘインにミスが出る。パントリターンで落下地点を見誤り、慌てて飛び込んだがファンブルしてしまう。ボールはバイキングスに押さえられた。プレシーズンでは見事なリターンを見せていただけに残念なプレーだった。
前半互いに低調なプレーが続いた試合は、後半に49ersが先に調子を取り戻した。特にハイドがランで168ヤードを獲得し、2タッチダウンで突き放す。逆にバイキングスはエースRBのエイドリアン・ピーターソンにほとんどボールを持たせず、走力を生かすことなく敗れてしまった。
この勝利にファンからは、「49ersのディフェンスはピーターソンをシャットダウンした」「フランク・ゴアが抜けても、俺たちにはハイドがいる」「今日の試合はハイドがピーターソンを上回ってた」「ヘインはファンブル残念だったけど、他は無難なプレーだったと思う」「正直に言うと私はジャリッドがミスしてくれてうれしいです。これまで彼にはとてつもないプレッシャーがあったからね。これからはリラックスしてプレーしてもらいたい。オーストラリアのメディアには『愚かな質問ばかりやめろ』と言いたいね」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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