今夏の移籍市場。アントニー・マルシャルは10代の選手としては史上最高額となる移籍金で、モナコからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。その値段には疑問を持つ声も多いが、ユナイテッドのOBルイ・サハ氏はマルシャルのプレーはプレミアでも通用すると見ている。
サハ氏は「マルシャルはスピードもパワーもある。それに若いから彼のことを知らない多くのDFを驚かせるだろうね」と話し、フランス代表の後輩でもあるマルシャルの活躍に太鼓判を押した。
「マンチェスター・ユナイテッドにとって大きな補強で必要な選手だった。前線でスピードが欠けることがあったからね。フランスで僕らは彼のことをティエリ・アンリ2世と呼んでいる。右でも左でもプレーできるし、ボールを持っての技術も高い。3、4人の相手なら問題なく簡単にかわせるだろう。同時に彼ら新世代の選手には恐れというものがない。ユナイテッドにトロフィーをもたらす能力があると信じるけれど、彼に過剰なプレッシャーをかけたくない」
《岩藤健》
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