日本航空(JAL)は、日本環境設計が目指す「資源が循環するリサイクルインフラ」を構築するためのリサイクル技術・プロジェクトに協力することで合意した。
日本環境設計は「FUKU-FUKUプロジェクト(あなたの服を地球の福に。)」の参加企業を通じて、消費者が使わなくなった衣料品などを店頭で回収、独自のリサイクル技術を用いて綿繊維からバイオエタノールを生産するなど、消費者参加型のリサイクルインフラの構築に取り組んでいる。
日本環境設計は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2」に登場した『デロリアン』を再現するために、使われなくなった衣料品などをリサイクルして燃料をつくり、10月21日に、その燃料でデロリアンを走行するイベントを実施する予定。
JALでは、各種アントレプレナーイベント、ビジネスコンテストに協賛するとともに、スタートアップ企業の製品を活用した顧客サービスのトライアルなどを行っている。今回、その取り組みの一環として日本環境設計の企業コンセプトやリサイクル技術・プロジェクトに共感、各種イベントへの協力やFUKU-FUKUプロジェクトに参加・協力していく。
またJALでは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャル・エアラインとして「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」に協賛しており、9月24日に開催するJALプレミアムナイト(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン貸切パーティ)の来場者に、FUKU-FUKUプロジェクトと連動したリサイクル素材のパスケース・ネックストラップをプレゼントする。
両社は、今後もこのような取り組みを通じ、「資源が循環するリサイクルインフラ」の構築を目指す。
《編集部@レスポンス》
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