楽天が釜田佳直投手を8月29日の西武戦で2年ぶりに1軍登板させることが分かった。右ヒジ靱帯再建手術（トミー・ジョン手術）からの完全復活を目指す。
釜田は2011年のドラフトで2位指名を受け入団。1年目の2012年には最速150キロを超える直球を武器に、高卒新人ながら7勝を挙げるなど将来のエース候補と期待された。だが翌年から肘の故障に悩まされ、2014年の3月にはトミー・ジョン手術を受けていた。
今年はイースタンリーグで13試合に登板し、直球も150キロ近くを計測するなど順調な回復具合をアピールしてきた。
楽天の大久保博元監督は「手術後も不平不満を言わず、黙々とリハビリしてきた。全力で腕を振れる状態と聞いた」と話し、釜田の姿がチームの起爆剤になるかもしれないと期待する。
釜田の復帰には「あのダイナミックなピッチングをまた期待してます」「楽天釜田が復活するのか」「頑張って、だけど無理しないで」など多くのファンが喜んでる。
一方で「今年は下で調整して来年からと思ってた」「今年は1軍に上げないって言ってなかったっけ？」と、この時期の昇格に疑問を持つ声もあった。
《岩藤健》
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