【映画】『エベレスト3D』メイキング映像公開…実際の雪崩の様子も | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【映画】『エベレスト3D』メイキング映像公開…実際の雪崩の様子も

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山の日施行1年前記念として、11月6日より全国公開される映画『エベレスト3D』のメイキング映像が公開された。

ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰エベレストは、1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けている。しかし、標高8848メートルの山頂では風速は時速320kmを超え、気温は零下26度まで低下、気圧は地上の3分の1。酸素の供給を受けずに長時間とどまれば、肉体と意識の両方の機能は停止する。

そんなエベレストで1996年に繰り広げられた実話を基に映画化された同作品は、世界各国の登山家たちが、自然が猛威をふるうデス・ゾーンで生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化している。今回公開されたメイキング映像には、雪まみれになって撮影を行うキャストとスタッフたちの姿や、実際の雪崩の様子が収められている。

事実に基づく物語ということもあり、リアルを徹底的に追求するため、実際にエベレストでの撮影を行い、キャストたちにも登山を体験。はじめてエベレスト登頂を目指すベック役を務めたジョシュ・ブローリンは、当時を「過酷な環境だったよ」と振り返る。

現地の天候の下で撮ったこともあり、撮影現場では雪崩の警告が出たり、セットが埋まったりするなど困難を極めた。しかし、製作スタッフの情熱が「見たこともない景色」を生み出した。バルタザール・コルマウクル監督は、「観客は度肝を抜かれるはずだ」と語る。

■ストーリー
世界最高峰エベレスト登頂ツアーの参加者たちは、日本人登山家を含め数々の山を踏破してきたベテランたちだった。ついにやって来た頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。

さらに未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。人間が生存できないとされる死の領域"デス・ゾーン"で散り散りになる登山家たち。ブリザードと酸欠との過酷を極めた状況の中で試されるものとは――。

■出演
ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、ロビン・ライト、エミリー・ワトソン、キーラ・ナイトレイ、サム・ワーシントン、ジェイク・ギレンホール

《美坂柚木》

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