大会では、36校が4つのブロックに分かれ、漢字二文字で世界観を表現するダンスを披露し、12校がFINAL STAGEへ進出。各校の演技の間には、Twiggz Fam feat. KING OF BUCK、lol、東京ゲゲゲイ、FUNCTION6chらによるゲストパフォーマンスが行われた。中でも注目を集めた「東京ゲゲゲイ」は、大会コンセプトでもある"漢字二文字"に合わせて「葬儀」をテーマにパフォーマンスを披露。独自の世界観で会場全体を沸かせた。
FINAL STAGEは、FIRST STAGEとは審査員が変わり、同社の青木義人社長、「ダンス甲子園」の生みの親でもある演出家・テリー伊藤氏、アーティストバックダンサー・ASUKA氏など8名が登場。トップバッターを務めた2014年度優勝校・山村学園高等学校が、滑稽(ピエロ)をテーマに審査員を唸らせるなど、レベルの高いダンスが繰り広げられた。
審査の結果、DANCE CLUB CHAMPIONSHIP vol.3の頂点は、修羅(しゅら)をテーマに選んだ大阪府立久米田高等学校に決定した。優勝した久米田高等学校は、涙を流しながら「今まで頑張っても賞を取れず、とても苦しかったです。それでもチームのメンバーや、両親、友人などに支えられて本日1位に入賞できて本当に嬉しいです」とコメントした。昨年の優勝校、山村学園高等学校は2位入賞。
1位2位に入賞した2校には、来年開催予定の全国高等学校ダンス部選手権「DANCE CLUB CHAMPIONSHIP vol.4」の決勝シード権と、世界最大級のダンスイベント「JSDA presents DANCE NATION」へのゲスト出演権、3位に入賞した静岡県立浜松東高校には「DANCE CLUB CHAMPIONSHIP vol.4」の決勝シード権が与えられた。
《美坂柚木》