トヨタ自動車は7月7日、2017年のFIA世界ラリー選手権(WRC)参戦に向けた推進体制を発表した。
参戦チームの名称は「TOYOTA GAZOO Racing」とし、チーム総代表に豊田章男社長が就任。また、WRCを4年連続で制覇したラリードライバー、トミ・マキネン氏をチーム代表に迎え、2017年の参戦に向けて、参戦車両の開発など推進体制を強化する。
チーム総代表の豊田章男社長は、「普段走る道を舞台に、いかに速く走るかを競うラリー、もっといいクルマをつくりたいと願うトヨタにとって、最高の鍛錬の場だ。中でも、その最高峰であるWRCは、世界の道を知る上で最適な舞台であると考え、トヨタは、その道に再び挑むことを決意した」
「ラリーは、出る人も、見る人も、クルマの楽しさを実感できる競技であり、また、携わる自動車メーカーは、その技術力向上にも繋がっていく競技だ。この素晴らしい競技を守り続けてきた他の自動車メーカー、参加者、競技関係者、そしてファンの皆様に敬意を表しながら、トヨタはラリーに再び挑戦する」と、決意を述べた。
《纐纈敏也@DAYS@レスポンス》
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