2013年以来2年ぶり2度目のツール・ド・フランス制覇を目指すイギリスのクリストファー・フルーム（チームスカイ）は「完璧なコンディションでスタートできる」と自信を見せている。
昨年は序盤のステージで負傷し、リタイアしたフルーム。その後、1年かけてしっかりと調整してきたとアピールしている。
「個人的には、完璧なコンディションでスタートできるはずだ。僕の旅は、1年前にクラッシュしたときに始まっていた。そして、僕はこのレースで最強のチームに囲まれていると思う」
「もうひとつ、個人的には年末に赤ん坊が生まれるんだ。それが僕をいい状態にしている。もうディフェンディングチャンピオンじゃないけど、今年のレースに向けてすべてを手に入れたんだ」
「（去年）僕がレースを終えたのは石畳じゃないことを覚えておいてほしい。去年は石畳を見てもいないんだ。まだかなり手前だった。このチームにはクラシックの基盤があるから、石畳のステージではより僕は守られるだろう」
「明日（第1ステージ）のタイムトライアルが、間違いなくスターティングポイントになるだろう。14km以下で、総合系選手の間では約20秒のタイム差を予想している」
「レースはかなりオープンだ。一騎打ちのレースじゃない。山岳に入ったらひとりだけを警戒してはいいけない。おそらく8選手ぐらいのリストがある。今年のツールはその点で激しいレースとなるだろう。ここ数年で最も厳しいレースになるよ」
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