ラファエル・ナダルと彼を応援してきた人々にとって、全英オープンテニス男子シングルス2回戦は信じられない日になった。ナダルが世界ランク102位のダスティン・ブラウンに5-7、6-3、4-6、4-6で敗れたのだ。得意の欧州クレーコートシーズンで精彩を欠き、全仏オープンの連勝記録も途切れたナダル。過去2度優勝しているウィンブルドンで復活を誓ったがそれも叶わなかった。これでナダルは4年連続の早期敗退。今シーズン、ここまで結果が出なくとも常にポジティブな発言を繰り返してきたナダル。だが試合後は「悲しいことだが、これで終わりではない。僕の人生も、キャリアも続いていく」と話した一方、「また元のレベルに戻れるかは分からない」と現状を認める発言もあった。数年前までロジャー・フェデラーとテニス界を二分していたナダルの凋落。一時代の終焉にファンからは、「彼がウィンブルドンを勝つことはもうないだろう」「ラファは新のチャンピオンで紳士だった。また戻ってきて欲しい」「また彼がウィンブルドンを勝つ姿が見たい」「セリーナ・ウィリアムズだって数年前はいろいろ言われたが戻ってきた。ナダルもそうなると信じてる」など、厳しいかもしれないが復活して欲しいとする声が多い。We’ll miss you Rafa. See you next year. Who thinks Rafa Nadal will win another #Wimbledon title? http://bit.ly/W15D4DustinPosted by Wimbledon on 2015年7月3日